ノンプログラマーのための Apple Pay WooCommerce 実装手順

去年の10月に日本にも上陸したApple Payですが、SUICAとの連携で、着実にお財布ケータイ化の道を進んでいます。自動チャージができないなどの不便さはまだ残りますが、Apple Payによってモバイルでのお買い物がぐっと身近なものになってきました。

 

Apple Pay via Stripe

前回のAmazonペイメントWoocommerce対応化に加え、今回もこちらの記事を参考に、Apple PayのWoocommerce実装に成功したので、順を追って解説していきたいと思います。プログラミングの知識がなくてもできますので、安心して下さいね。

※上記の英語記事だけではStripe側の認証書設定などで詰まると思いますので、Apple DeveloperでのCertificatesとStripe側の管理画面での動作手順なども補完していきます。

※ちなみに管理人は、PHPもろくに書けないただのぼっち社長ですので、技術的な質問には一切回答できません。日曜大工的にうぇゔでぃゔぇろっぷめんとを嗜んでいるだけです。技術的な質問はStripe(日本語対応可)もしくはApple Developerへ直接お問い合わせください。

 

用意するもの

・WordPress 4.4以上(テスト済みなのは4.6.1までとの事でしたが、当ブログでは4.7.2で動作確認済み)

・Woocommerce (最新バージョンを使用しましょう。本記事ではWCと略して用います。)

WooCommerce Stripe Payment Gateway (Gitに上がってるものをFTP経由で上げて下さい。)

Verify domain for Apple Pay with Stripe

こちらはインストールして有効化するだけです。

あとは認証済みのStripe, Apple Developerアカウントです。Apple Developerに関しては、年間99ドルでしたっけ。きちんとお布施しましょう。無料アカウントではMerchant IDが取得できません(よね?)。これも言わずもがなですが、サイトはSSLに対応している事が絶対条件です。

 

各プラグインのインストール・設定

WooCommerce Stripe Payment Gatewayをインストールする際に注意して頂きたいのですが、プラグインをアップデートするとApple Payの項目は消えてしまいます。なので、プラグイン管理画面でアップデートの通知が出ていても誤ってアップデートしてしまわないように注意しましょう。

次にWC上でのStripe設定を済ませましょう。

プラグインインストール後は、WCの決済の項目一覧を確認しましょう。グローバルスポットでは審査の通らなかった「LINE Pay」のお隣、一番はじっこにあるStripeをクリックしましょう。

Stripeを有効化にチェックをします。

Apple Payの項目があるので、Enable Apple Payにチェックを入れましょう。

そうするとまた色々と出て来ますので、とりあえずここではボタンカラー(白か黒)と、Languageをjaに直しておきましょう。

Domain Verification(ドメイン認証)に関しては、Stripeとサイトの設置してあるサーバー内での作業になります。

 

Stripe上でのドメイン認証

Stripeダッシュボードの、Payments > Apple Pay で、On the Web Domainsという項目の、View Apple’s Terms of Servicesというところをクリックし、同意したら早速ドメインを追加しましょう。

ドメイン追加時に、ファイルが自動的にダウンロードされると思いますので、そちらをFTP経由でドメインのあるサーバ上にアップロードします。しばらくしてダッシュボードに戻ると、リンクが緑色に表示されるようになりますので、それができていれば認証完了です。WCの画面上でも同様に「Your domain has been verified with Appple Pay!」と表示されるはずです。

また、WC上の秘密鍵(Secret Key)などの情報は、APIセクションから取得する事ができるので、テスト環境、本番環境どちらもきちんと入力しておきましょう。

Stripeジャパンにも聞いてみよう

さて、ここまでは一番最初にご紹介した英語の記事を見ながらでもできるのですが、Apple Developer側の設定には一切触れられていませんでした。Stripeの担当者さんにお尋ねしたところ、非常に早いレスポンスで的確な回答をいただきました。以後はそのメールに沿って行った作業です。もしわかりづらいと感じたら、直接お問い合わせしてみるのも良いかもしれません。

 

Apple Developerでの作業

さて、うまく説明しきれるか自信はありませんが、やってみます。とその前にStriepでCSRを取得しておきます。

先ほどの画像流用しますが、今回は赤枠で囲ってある部分ではなく、その右下のAdd new applicationをクリックします。そこでCSRをゲットしたら、Apple Devへ移動します。

ログイン画面からだと、2つ大きなボタンが表示されてるかと思いますが、左側のcertificatesの方をクリックしましょう。すると、上記のような画面が表示されます。iOS Certificates の右の+ボタンをクリックして、Certificateを追加します。

What type of certificate do you need?(どういう認証書が欲しいのさ)と聞かれますので、一番下までスクロールして、Apple Pay Certificateにチェックをいれ、Continueしましょう。

とりあえず作成してあるMerchant IDを選び、再びContinue。

Merchant IDの登録では、Descriptionはあとから変更が可能ですが、Identifierの方は後から変更できず、全てのアプリで固有の値となっているため注意が必要です。Identifierには merchant.com.{your_app_name}のような形式が推奨されます。この値は今後のアプリ開発のため保存しておいてください。

無事Certificateが発行されたら、今度はこれをStriepの方へアップロードします。

基本的には、出てくる画面のガイダンスに沿っていればできると思うので、そこまで難しくないかと思います。

 

テスト環境だと決済できない

モバイルでしか確認ができませんが、決済画面に「Apple Payで購入」ボタンが確認できます。(実は認証してなくても有効化するだけでこのボタンは表示されます!)

ボタンを押すと、りんごペイでの指紋認証画面がポップアップします。

がすぐに下へ引っ込んでしまいました。そしてテスト環境から本番環境へとシフトすると、ポップアップはそのままステイ。一気に親指が湿ってきました。

せっかくなのでテストサイトではなく、当ブログ「グローバルスポット」で実験してみることに。

 

Apple Payできました!

先ほどは表示されなかったDone!の文字が。ちなみにこちら、ハワイで取得して銀行のデビットカードです。日本のカードももちろん有効です。

WC上でも注文完了画面へのリダイレクトが確認できました。

こちらはStriep管理画面上の表示。決済成功後にすぐRefund処理してしまったため、上記のような表示になっていますが、実際は緑色のアイコンに、決済成功!とありました。

こちらも正常に決済処理がされたようです。

当ブログでちょっと試してみたいぞという方は、こちらの商品ページをチェックしてみてください。

 

Apple Pay via Stripeのランニングコスト

月額料金 なし(8.25米ドル

手数料 カード会社に関係なく一律 3.6%

Apple Developer 年間更新料 99米ドル

 

こうやってみると、現時点では、あらゆるジャンルでの製品において最善の選択肢とは言い切れませんが、ユーザーのiOS端末利用者の割合や、モバイルユーザーの割合、実装までの審査水準、一回あたりのお買い物金額上限がない(カード会社に依存する)などを考慮すると、Amazonペイメントといい勝負かもしれません。

LINE PAYに関しては審査がやや厳しい印象ですし、Amazonペイメントに至っては、提出書類から導入までの手順が煩雑であまり初心者向けではない気もします。

現状導入のしやすさでいえば、PayPal, Stripeがまだまだ有力候補ですが、Welcartを利用している方は、ソニーペイメントがベストソリューションかと思います。公式ではApple Payすでに対応しており、クレジットカード決済では分割にも対応してますしね。Apple Payでの分割は現状無理だった気がしますが。Welcartのソニーペイメントプラグインを普段使っている方は、公式でApple Pay対応してくれるのを待つのが賢明でしょう。

ただ、テーマに関していえば、Woocommerceの方がラインナップは1000倍ぐらい豊富ですけどね。

私もWelcartは一応いじってはいますが、イマイチ心躍らないというか、必要最小限のステップで最大限のパフォーマンスを出しているとでもいいましょうか、遊び心があまり見えないため、サイトを作っていてもあまり好きにはなれません。まぁお客さんがスムーズに決済してさえくれればそれでいいのかもしれませんが。

 

さいごに

ノンプログラマーの私からの質問にも、丁寧に回答してくださった、Stripeジャパンの伊藤様、心より感謝いたします。今回の記事で、ユーザーだけでなく販売事業者にもApple Payがより浸透してくれたらと願うばかりです。

Stripeのステマ記事じゃないからね!

そんじゃーね!

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国外での出稼ぎで適当に稼げたので、アジアで長期バカンス中。日本社会に復帰する気など毛頭御座いません。面倒臭い取材やら乞食まがいのご相談も一切対応しません。しばらくタイ語はじめとする言語の強化に集中します。ニンゲンコワイ

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